2009年にSHIROは誕生しました。ブランドが誕生してまもなく15周年。
SHIROは多くの方に育てていただき、皆さまに大切にしていただけるブランドになりました。
MAISON SHIROのロゴ下の「Simply Simple」とは、
SHIROの前身、LAURELの立ち上げ当初に全ての製品に添えたメッセージです。
地球にとって、シンプルに、正直に、ありのままに。
そんな願いや想いをこめました。
訪れる皆さまにとって、SHIROの全てを体感できるMAISON SHIROが、何かの気づきや明日の小さな一歩の力になれることを願って。
Conviction
自然の素材をシンプルに
Simply Simple
2009年創業当時の信念
Concept
同じ覚悟と志を持ったチームの力による“森の都合” に合わせた新しい建築・設計
「MAISON SHIRO」は通常の建築方法ではなく“森の都合” に合わせた建物づくりというまったく新たなことを試みる中で、建築デザイナーをはじめ、プロジェクトマネージャー、施工主のみなさん、ローカルアーキテクト、構造エンジニア、木材コーディネーター、空間プランナー、製材に木こりのみなさん、グラフィックデザイナー、多くの人々によるチームの力で“自然の循環を守ること”と “美しいクリエイティブ”の両方をかなえる建物づくりが実現しました。
たとえば、内装の梁の設計を例に挙げると、歩留まりを良くするために廃棄箇所を最小限に製材した木材を使用しました。
それらは、一般に流通している集成材のように狂いのない大きな角材とは違い、扱いにくさや難しさがありました。
しかし、構造エンジニアと議論を重ねた結果、細い材を連結させて強度を担保する柱梁構造にすることにより、デザイン性とのバランスを実現しています。
同じ覚悟と志をもったチームのみなさんとの信頼関係のもと時間をかけ、知恵を出しあってつくり上げた「MAISON SHIRO」という空間で自然と寄り添う時間をお過ごしいただき、何かを持ち帰っていただけたらうれしいです。
作家の手によって端材が
ドアハンドルへ生まれ変わる
北海道在住のふたりの作家さんの手によって、家具などの制作で余った愛別のマカバの端材が、ドアハンドルやドアノブに形を変えて生まれ変わりました。
木材の種類によって変わる個性を活かしながら造形が形成されており、やさしく手の平で包みこんだときの心地良さを大切にしています。
無垢の木なのでたくさんの人に触れられて深みが増していくのが楽しみです。
「MAISON SHIRO」のために
使われた木材は8種類以上
「MAISON SHIRO」の建築にはすべて北海道産の間伐材や家具などの制作で余った愛別のマカバの端材の木材を使用しています。
“みんなの工場”でも余ったセン、ハン、サクラはフローリングに。エントランスのドアハンドルにはマカバを。柱や梁には強度がありねじれにくいトドマツを使っています。他にはカラマツ、白樺やクリなど。それらの木材のサンプルを直接手に触れて感じていただけるよう、リビングにご用意しました。
どこに使われている木か予想しながらルームツアーをするのも楽しいかもしれません。
People
「みんな」が関わることで広がる
色々な人が森に関われば、関わった人の分だけ森の可能性は広がります。
みんなが関わる森づくりは「森を守る」という話にとどまらず、私たちの生き方の話なのかもしれません。
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オーナー
今井 浩恵
Hiroe Imai
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オーナー
福永 敬弘
Takahiro Fukunaga
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建築デザイナー
小倉 寛之
Hiroyuki Ogura
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アシスタント建築デザイナー
尾澤 惇也
Junya Ozawa
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プロジェクトマネージャー
高山 泉
Izumi Takayama
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施工
武部 豊樹
Toyoki Takebe
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施工
金子 大介
Daisuke Kaneko
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ローカルアーキテクト
中野 剛育
Takeiku Nakano
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構造エンジニア
山脇 克彦
Katsuhiko Yamawaki
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木材コーディネーター
谷知 大輔
Daisuke Tanichi
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空間プランナー
武隈 洋輔
Yosuke Takekuma
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製材
齋藤 光久
Mituhisa Saito
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木こり
陣内 雄
Takeshi Jinnouchi
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木こり
足立 成亮
Shigeaki Adachi
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木こり
福山 寛人
Hiroto Fukuyama
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木こり
吉田 凱
Gai Yoshida
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木こり
野中 穂
Minori Nonaka
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グラフィックデザイナー
佐々木 信
Shin Sasaki